佐藤 良彦

新しいくつと青い空|東伏見教室のレッスン日記

ヒュンケル君

「なんで?」と興味津々な瞳を輝かせながら、元気にレッスンを開始したヒュンケル君。お野菜のリズムあそびや、お風呂で10まで数える鍵盤さがし、信号機の色の音あてなど、音楽の世界を全身で楽しんでくれました。「ごちそさんパチン」の合図に合わせて打鍵する姿や、鈴の音の大小を耳をすませて聞き分ける集中力には本当に感心させられます。「遠くの音は小さく、近くの音は大きく」という強弱の表現もばっちり理解でき、指の家族の体操やエレベーターのスケール演奏も音をしっかり響かせることができました。豊かな好奇心は最高の才能です。表現する喜びをあふれさせながらぐんぐん吸収する姿に、毎回の成長が楽しみでなりません。

ケリーちゃん

旗を使った色あてでは、少し難しい薄紫などの繊細な色の違いまでしっかり見分けてくれたケリーちゃん。「ふしぎなポケット」や「とんぼのメガネ」では、おうちでたくさん練習してきてくれた成果が演奏に表れていて、素晴らしいテンポ感と正確な音程で最後まで弾ききることができました。先生との連弾でも、相手の音をよく聴きながらぴったり息を合わせて心地よいハーモニーを響かせてくれましたね。自分で「できた!」と嬉しそうにはにかむ笑顔が本当にかわいらしく、教室全体が温かい光に包まれるようなひとときでした。音楽を心から愛し、コツコツ努力できる素直な心が大きな花を咲かせています。これからの成長がとても楽しみです。

リーフちゃん

バーナムの体操課題ではペダルの踏み込みと身体の使い方を丁寧に確認し、安定感のあるフォームを身につけつつあるリーフちゃん。ガボットでは指のくぐらせや跨ぎといった複雑な指使いに挑戦しました。鍵盤に手を置く前にどの指で弾くかじっくり頭で整理し、左右の音の重なりを丁寧に聴き分けながら一歩一歩着実に進める姿に、音楽に対する誠実さと深い集中力を感じます。新曲の「新しいくつと青い空」も両手で落ち着いて音を並べることができ、美しい響きを作り出せました。疑問点を自分の言葉で確認しながら探求していく姿勢は素晴らしく、確かな表現力が根を伸ばしています。温かく見守る中で、豊かな音楽性がさらに開花していくのが楽しみです。

モリーちゃん

明るくユーモアたっぷりのトークでレッスン室をいつも笑顔でいっぱいにしてくれるモリーちゃん。くるみ割り人形の連弾練習では、連弾ならではのテンポ感と相手の音を聴く感性が光り、活気あふれるアンサンブルを響かせてくれました。一方で、指使いのテクニックでは親指のくぐらせ方や小指の跳躍、変化記号の読み取りなど、指導したポイントを即座に理解して演奏に反映させる鋭い感性を持っています。楽しい会話の中にも音楽への情熱がしっかり息づいており、難しいフレーズも持ち前の前向きさであっという間に克服してしまいました。表現の引き出しがとても豊富で、一緒に音を創り出す時間が本当に愛おしく感じられます。

ジョエイ君

音楽やアニメの楽曲への関心が高く、自分の好きな音の世界を広げているジョエイ君。今回は複雑なリズムやタイの含まれたフレーズにじっくり向き合いました。「1と2と3と4と」と声に出しながらリズムをカウントし、右手と左手の入るタイミングを細かく調整していく集中力は大変見事でした。カウントと打鍵がぴたりと噛み合った瞬間、実に表情豊かな躍動感あるメロディーが立ち現れ、本人も手ごたえを感じた表情を見せてくれました。難易度の高い音符もあきらめずに構造を理解しようとする探究心があり、着実に自分の表現として身につけていく姿が頼もしい限りです。これからどんな曲を自分のものにしていくのかワクワクします。

アビーちゃん

優しく丁寧な感性でキーボードに向かい、心を込めた音を奏でてくれたアビーちゃん。バーナムの課題では手首のやわらかい使い方やアウフタクトの軽やかな打ち込み、音と音を滑らかにつなぐレガートの奏法を意識して取り組みました。「千と千尋の神隠し」の曲では、指の置きかえやファのシャープなどの細かな指使いに配慮しながら、一つひとつの音を大切に響かせることができました。少し難しい箇所も何度も粘り強くおさらいし、納得がいくまで自然な指の動きを追求する姿に感銘を受けます。美しい音色へのこだわりと素直な努力が実を結び、聴く人の心を温かく包み込むような演奏に育っています。今後の弾き込みが本当に楽しみです。

エリーちゃん

『タランテラ』に挑戦しました。イタリアの毒蜘蛛の踊りという曲の歴史をお話しすると、興味津々で聴いてくれたエリーちゃん。難解な6/8拍子のリズムや複雑な指使い、左手の和音の読み取りも、自分で「あ、分かった!」とコツを掴んで一生懸命指を動かす姿がとても頼もしかったです。「メゾピアノ」などの強弱記号のお話では、身近な話題と結びつけて楽しそうに学んでくれましたね。最後はピアニッシモからフォルティッシモまでの音の変化や、切れ味抜群のラストの締め方までカッコよく表現できました。次回は両手奏と豊かな強弱に挑戦です。表現力豊かに成長するエリーちゃんの姿を、これからも温かく見守ってまいります。

アビーちゃん

中学校で佐藤眞先生の名曲「大地讃頌」の合唱伴奏に挑んでいます。本番まであと少しですね!この曲は重厚でスケールが大きく、力強い音色と安定したリズム感が求められます。今回のレッスンでは、和音の手の形を素早くつかみ、次の和音へと素早く準備する練習を重点的に行いました。この意識を持つことでミスタッチが格段に減り、演奏に素晴らしい安定感が生まれましたね。クラスみんなの歌声を背中で支え、音楽の感動を届ける伴奏者としての頼もしい成長ぶりに胸が熱くなります。主役の歌を引き立てながら情熱的に鍵盤に向かう姿は本当に美しく、本番で心が一つになる瞬間が心から楽しみです。

エイミーちゃん

森山直太朗さんの名曲「虹」の合唱伴奏に挑戦しています。エイミーちゃんも本番まであと少し!この曲は繊細で美しいメロディーラインと、心を揺さぶる切なくも温かいコード展開がとても印象的です。エイミーちゃんは曲の持つ優しさや透明感を表現しようと、一つひとつの音をいとおしむように丁寧に響かせていました。難しいペダル操作や強弱のコントラストにも真摯に向き合い、表情豊かな伴奏へと着実に進化しています。音楽に深く寄り添い、歌う人や聴く人の心へ素直に届けようとするエイミーちゃんの真っ直ぐな想いが音色から溢れていて感動いたしました。本番で学校中に素敵な虹がかかるような演奏を目指して、引き続き応援していきます。

ハリーさん

この1週間で手や肩の力が抜けてとてもスムーズに鍵盤へ指が乗るようになり、大きな成長が見られました。今回は親指を滑らかにくぐらせる複雑な指使いに挑戦しました。焦らず一つひとつの動きを丁寧に確認しながら進められ、どんどん音が繋がっていく様子が印象的でした。大人の音楽学習は、ご自身のペースでゆったりと変化を楽しむことが何よりの魅力です。指先が解きほぐされ、柔らかい音色が響く時間は本当に豊かなひとときですね。これからも焦らず楽しく、音楽と一緒に歩んでいきましょう。

TK君

学業と両立しながら意欲的に曲に向き合う姿がとても頼もしく感じられます。今回は譜面をじっくり確認しながら、スタッカートの弾み方や指使いの細部までこだわりを持って調整しました。少し難しいフレーズも集中力を切らさず何度も繰り返す中で、着実に完成度が上がり、あと一歩という素晴らしい状態まで仕上がってきています。若い彼が真摯にピアノに向き合い、自分の手で音楽を作り上げていくプロセスには深い感動があります。次回のレッスンで曲がさらに輝く瞬間を今から楽しみにしています。

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